わたしは自分のスマホでもともとのスマホの電話番号以外にIP電話の電話番号も使っています。ですので、わたしのスマホには二つの電話番号があります。(IPとはInternetProtocolの略)
なんでそんなことをしているのか、ですが、私物スマホをBYODしているからです。とちょっと横文字を使ってみましたが、BYODとはBring Your Own Device、つまり自分の私物のモバイルを仕事に使うということです。(もちろん通話料は会社と経費精算していますョ)
BYODは個人的には好きではありませんが、会社の方針だったので致し方なくそうしております。ですが番号だけは分けたいと思い、会社の承認の下IP電話アプリを使って本来の私用と電話番号と仕事用の電話番号を分けて使用しています。
IP電話とはインターネット回線で音声通話をする電話です。スマホにアプリを導入すればすぐに使えます。わたしはリモートワークで就業時間内は自宅にいるということもあり、解約済みのスマホ(SIMカードはナシ)にIP電話アプリをインストールして自宅のWifiでIP電話を使用しています。ですので私用電話と仕事の電話とかかってくる電話機が異なります。
IP電話を導入するまでは、自分のスマホの電話番号だけで仕事をしていましたので、かかってきている電話が私用なのか仕事の電話なのか区別がつかず、受電時の応対があやふやでした(個人名は名乗れず会社名も名乗れず「もしもし~」ととりあえず言って相手の出方を待つ)。ですがIP電話を使いますと、自分のスマホの番号にかかってきた場合とIP電話にかかってきた場合と区別できますので、はっきりとした応対ができます。また入院している家族がいたときは、病院からの急ぎの電話を仕事の電話よりも優先させたかったので、私用と仕事の電話をの番号を分けなおかつ電話機も分けられたことは、私用電話を最優先するのに役立ちました。
わたしが使用しているIP電話は、出られなかった着信はメールで連絡してくれる機能があり、音声メッセージを録音再生することも可能です。また電話番号ごとに着信拒否することも可能ですので、質(たち)の悪い営業電話等は着信履歴から番号をピックアップして拒否登録しておけば、拒否登録を解除しない限り同じ番号からは二度と着信することがないことも利点です。(音声メッセージの再生や着信拒否設定はウェブサイトから行います。)
とはいえIP電話はインターネット回線を使用して通話するために、通話の質がインターネット環境に大きく左右されてしまいますし、緊急通話(119や110)へは発信できません。ですのでIP電話はあくまでも補助回線として使うことをお勧めします。
IP電話はスマホとクレジットカードがあればパソコンからすぐに作れます。わたしの場合設定に少しだけ手間取りましたが、インターネットで調べながら行うことができました。BYODしている人には、自分のスマホをこういう使い方をするのも一つの方法かと思います。
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