母と一緒に外の景色の見えるカフェに行きました。そのカフェは目の前が道路その向こうが公園という立地です。そこでコーヒーを飲みながら道路を見ていて、母とどの色のクルマが好きかという話に。
「あの色はいいね。紫がかった黒よね」とか「手前の赤は赤というより緋色という感じ。向こうの赤は暗めの赤だね」と後期高齢者の割にいろんないい方で色を表現する母。娘としてはうれしく感じます。
男性よりも女性の方が微妙な色の違いを見分けているとよく聞くけど、科学的にどうなんだろうかと疑問になり調べてみたところ、10年前のナショナルジオグラフィックにこんな記事が掲載されていました。
最新の研究によると、女性は色の違いを見分けることに優れ、男性は素早く動く物体を目で追ったり、遠くの細かいものを見分けたりすることが得意だという。-
引用元:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6703/
ニューヨーク市立大学ブルックリン校の心理学教授、イズリエル・エイブラモフ氏の研究によると、男性と女性では同じものをみても色が違って見えているらしい。
色に関するテストでは、同じ色だと答えた色調に男女で違いがみられた。研究チームはこの理由を次のように結論付けている。「可視スペクトルのほぼ全域にわたって、同じ色相を知覚するのに男性は女性よりやや長い波長を必要とする」。
波長が長いほど「暖かい」色になるため、例えば、果物のオレンジは、男性には女性より少し赤く見えている可能性がある。同様に、緑の草は、ほぼ常に女性のほうがより緑色に見え、男性には少し黄色がかって見えている可能性がある。
また研究では、色のスペクトルの中央にある青、緑、黄色の識別において、男性は女性に劣ることも明らかになった。
引用元: https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6703/
男性は色に関して単に無頓着とか鈍感というのではなく、女性とは違って見えているのだということを理解しないとアカンという訳ですね。以前わたしが職場に着ていったオレンジのコートを上司(40歳代男性)に「茶色」と言われ呆れたことがありますが、実際にはその人には茶色に見えていたのでしょうね。ごめんなさい。
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