2024年5月11日土曜日

=Zoomによる対面指導=通所の訓練との違い Eラーニングの職業訓練を受けていました(9)

Joshua WoronieckiによるPixabayからの画像


今回のEラーニングの職業訓練の最大の特色はZoomによる対面指導が毎週一回あったことでした。

EラーニングはLMS(学習管理システム)を使用し自習の形で進めます。ですがどうしても講師との対話が必要な部分があるので、それを補うための対面指導でした。

対面指導はLMSで出される課題について、進め方の質問をしたり自分の課題を発表してフィードバックをもらったりする機会でした。

受講生5名と講師1名で実施されました。毎週同じ時間帯を選択すると、ほとんどの場合受講生は同じ顔ぶれとなるので、そのうちの顔なじみが出来てSNSでつながったりもしました。

自分の課題の発表は自由参加でした。課題の進捗によっては対面指導で発表できない場合もあったので、みんなでだんまりの、今思えばもったいない週もありましたね。

=習得確認テスト=通所の訓練との違い Eラーニングの職業訓練を受けていました(8)

 

Matthias BöckelによるPixabayからの画像



通所ではなくEラーニングにあったのは、習得確認テストです。

今回のEラーニングでは、レッスンごとに回答が二択の選択肢形式となっている3-4問のミニテストがありました。このテストは1つでも回答を間違えば不合格となりました。また一か月ごとに詳述式のテスト(回答を作成するにあたりネットでの調査可)がありました。いずれもオンラインテストでした。


一か月ごとのミニテストの方は、レッスンの内容をよく読んでいて回答の選択肢を注意深く選べば間違えることはないという内容でした。しかし慣れてくると「ミニテストは楽勝」などと気が緩みうっかりと選択肢を間違えてしまいます(わたしは2回やりました)。このミニテストを3回連続で落とすと、訓練中断となりかねないことになります。(3回「連続で」なので、一回間違えてもその次にミニテストが全問正解すれば、リセットされます。)


このようなテストは通所の訓練ではありませんでした。それは勤勉に通所し真面目に受講しているかを訓練実施側が容易に確認できたからでしょう。しかしEラーニングでは全レッスンを実際にすべて受講しているかどうかはわかりません。全レッスン受講の証明としてテストが実施されたと思われます。

2024年5月4日土曜日

=出席率=通所の訓練との違い Eラーニングの職業訓練を受けていました(7)

UnsplashIvan Evansが撮影した写真   

今回Eラーニングの職業訓練を受けるにあたり、通所の訓練と大きく違うと感じたのは出席率でした。

基本職業訓練を受講しながら失業保険給付を受ける場合、職業訓練への出席率は80%以上でなければなりません。

通所ですから、体調が悪い、親族の慶弔関連出席をすれば訓練を欠席することになります。欠席するにはまず事前に事務局に電話連絡を入れ、事後に欠席届を提出します。わたしが通っていた当時は、体調不良で欠席する場合の欠席届には原則として医師の診断書が必要でした。慶弔であれば式の開催日時がわかる書状コピーの提出が求められました。

ですが、受診するほどのものではない場合(生理痛によるものなど)は、症状改善のために服用した薬の個包装の実物を欠席届に添付して事後に出していました。


では今回、通所せずに受講できるEラーニングの職業訓練の受講率(通所で言うところの出席率)はどうだったか、というと100%の出席を求められました。


え、8割でいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。わたしも今までの受講の経験から8割でよいと考えていました。しかし今回は、わたしは公共職業訓練として受講していましたので、100%の出席率がが求められておりました。

今回のEラーニングの職業訓練は学習管理システム(LMS)を使用して受講しました。このLMSにはカリキュラムを動画等で提供し、カリキュラムを受講した時間数を管理する機能がありました。カリキュラムごとに学習時間が定められており、LMSを通じて受講するとその学習時間を累積し、今自分が何時間受講したのかがわかるようになっていました。


※わたしが受講した職業訓練は毎月開講しています。こちらはわたしと同じコースの他の月開講の受講生のブログです。読みやすく読みごたえもありますので、みなさま、ぜひご一読を。

【体験談】Webマーケティングの職業訓練をeラーニングで受講した感想



2024年5月2日木曜日

=失業認定=通所の訓練との違い Eラーニングの職業訓練を受けていました(6)

 

Manfred RichterによるPixabayからの画像


今まで2回受けてきた通所の訓練と今回のEラーニングの訓練との違いですが、ひとつは失業保険受給の認定方法だと思います。


失業保険を受給している期間に受ける訓練ですので、認定は欠かせません。職業訓練を受けていない場合はハローワークに指定された日に出向き、窓口に書類を提示し失業状態の認定を受け、失業保険の受給をうけます。


ですが通所で職業訓練に通い出すと窓口開所時間帯にハローワークに行くことができなくなります。それで失業保険受給の認定日は、訓練校が認定の手続きは代理ですべて行ってくれました。


かたや今回のEラーニングの訓練の場合、自分の都合で学習予定を組めますからハローワークの窓口開所時間帯に自分で出かけて行って認定を受けることが可能です。それで認定は自分で管轄のハローワークに出向きました。認定に必要な書類は訓練校側が作成してくれて、受講生の個人情報は受講生が記入し、それを所定日にハローワークに提出するという手順です。


わたしの場合管轄のハローワークは比較的近距離で、車で行くことができたので認定を受けにハローワークに行くことも苦ではありませんでしたが、ハローワークまで距離があり時間がかかる、という方は課題に追われているときは気持ち的に焦ることもあったのではないかと思います。


※わたしが受講した職業訓練は毎月開講しています。こちらはわたしと同じコースの他の月開講の受講生のブログです。読みやすく読みごたえもありますので、みなさま、ぜひご一読を。
【体験談】Webマーケティングの職業訓練をeラーニングで受講した感想

2024年5月1日水曜日

以前の職業訓練について Eラーニングの職業訓練を受けていました(5)

UnsplashPaul Hanaokaが撮影した写真   

 

今回の職業訓練は人生3回目です。一回目はCADCAM科、二回目は実用翻訳科でした。どちらも通所訓練でした。


一回目のCADCAM科というのは、その名の通りCAD操作CAM操作を学ぶ訓練でした。この科にはWindows操作の講義も含まれていて、わたしはここでパソコン操作の基礎を学びました。半年間の訓練でポリテクセンター(職業能力開発促進センター)で受講しました。


この訓練の選考試験は筆記テスト(一般常識)と面接でした。この面接が「圧迫面接」でした。どんな内容だったかは忘れましたが、試験官のあおりにまんまと乗せられ自分では「あー、これは落ちたな」と感じた面接でした。


受講開始後同級生たちと「圧迫面接どうだった?なんでわたしたち合格したんだろうね」と話しあったことがあります。同級生の意見は「わたしら、そうとうかわいそうに見えたんとちゃう?」ということでしたが、納得しました。


二回目は日英翻訳を学ぶ訓練でした。特許英語の読解や、調べものに欠かせないGoogle検索の方法も学びました。今はAIで会話するように、大雑把な質問でも望む答えにたどり着けますが、当初は検索するのにちょっとした技術が必要でした。外部委託校で三カ月間の訓練でした。


この訓練も選考も筆記テスト(一般常識)と面接でした。受験票に写真を貼付していたのですが、面接時に面接官が実物のわたしと受験票の写真を見比べて「お写真と、かなり...イメージが違われますね」と言われたことを覚えています。


※わたしが受講した職業訓練は毎月開講しています。こちらはわたしと同じコースの他の月開講の受講生のブログです。読みやすく読みごたえもありますので、みなさま、ぜひご一読を。
【体験談】Webマーケティングの職業訓練をeラーニングで受講した感想